星の音楽教室のブログ

さいたま市見沼区にある星の音楽教室のブログです。

緊張との闘い

皆さん、こん◯◯は。いつもブログをご覧頂き有難うございます。

先日、若葉台ヴァイオリン教室さんのおさらい会を終えましたが、

例え簡単な伴奏とは言え、やはり本番は緊張するものです。これは何年やっても変わりありません。

勿論、ある程度の慣れ、経験と言う物は加わりますが、全く緊張しないと言う事はありません。

いつしか緊張しないで弾ける日が来るのだろうか?と思っていた時期もありましたが、その日は永遠と来ない様です。(笑)

 

と言うのも、そもそも緊張するのは真剣にやっている証拠です。

「どうでも良い」「適当」ならば緊張しないのかも知れませんが、適当な本番など一度も無いので、その経験も無いのですが(笑)

家でリラックスして、誰にも見られず、間違えてもやり直しが効いて、何のリスクも無ければ緊張はしないでしょう。

しかし、面白い事に家で弾く場合でも、録音を撮る、動画を撮るとなると、誰も見ていないのに、急に緊張したりもします。

誰もお客が居なくて、いつもの部屋と楽器なのにも関わらず、ミスしたりするものです。

つまり人に見られているから緊張する訳では無いのでしょうね。

 

緊張する人に、「お客はみんなカボチャだと思え!」などと昔からよく言った物ですが、

人間であろうとカボチャであろうと、緊張とは無関係と言う事です。(笑)

寧ろ他人の目などよりも、上手く弾こう、間違ってはいけない、止まったらどうしよう。などと言う精神的負荷が緊張の原因です。

しかし本番である以上、それらの事はクリアーさせなければいけない事ですので、それは無視出来ません。

つまり、真剣に弾かなければならない状況にて、緊張から逃れる事は出来ないと言う事です。

 

で、問題は緊張はするにしても、演奏に支障を出さない事が大事です。

精神的な不安が大きいので、あまり余計な事は考えない事。

とにかく決められた事、やらなければならない事に目を向け、それをこなす事に集中しましょう。

そして最後はやっぱり練習が物をいいます。しっかりと弾き混んであれば、多少緊張しても指が勝手に動いてくれる事もありますし、

やっぱり日々の練習がしっかりしていれば、ある程度安定して弾ける物です。

そして沢山練習した!と言う事実も精神的な支えになりますので、不安要素は減ります。

練習が足りない物って、どうしても不安が出て来てしまい、普段弾ける所も弾けなくなったりしますよね。

「家では弾けてたんです!」と言う生徒さんのお決まりのセリフも、要はそう言う事です。(笑)

 

人前で弾く以上、この緊張とは永遠に闘わなくてはいけません。そしてこの緊張の上でこそ、最高の演奏が出来るのもまた事実です。

緊張がかえっていつも以上の力を出してくれる事があるからです。

なので人前で弾く事に意義があるのです。

なるべく学習者は積極的に人前で弾く機会を作りましょう。それも上達する為の一つのコツでもあります。